経済学で出てくる市場ってなに?市場の意味を解説

経済学で出てくる市場ってなに?市場の意味をわかりやすく解説

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どうもたかぴーです!

今回のテーマは『市場』です。
経済・経営学では基本用語で、頻繁に使われますが、漠然としていて捉えどころがない言葉でもあります。
「なんとなくイメージできるけど、今さら人に聞けない…。」という方も多いのではないでしょうか?
今回でしっかり用語の意味をおさえて、より深く経済・経営学を学んでいきましょう。

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市場ってなに?

たかぴー
今回は『市場』について学んでいくよ。

つかさ
今回はとても簡単そうな話ですね!
さすがの私でもこれくらいならわかります!

たかぴー
おっ!自信たっぷりだね!
じゃあ『市場』の意味をつかさちゃんから一言で説明してくれるかな?

つかさ
あっ…うぅ…。
一言では難しいです。

たかぴー
ふっふっふっ。
確かに『市場』は経済・経営学の基本用語だけど、抽象的な概念だから、説明するのは難しいよね。
というわけで、僕が説明するよ!。
市場とは「取引が行われている状況・場所」のことを言うんだ。

つかさ
あれー?私がイメージしていたよりずっとシンプルですね。
取引って売ったり買ったりすることですよね?

たかぴー
うん、例えばつかさちゃんはよく本屋さんで本を買うと思うんだけど、そこでは売買取引が行われているから市場と呼べるんだ。
ただし、経済・経営学では「本を取引(売買)する場所すべて」を市場とみなすんだよ。
だから本屋さんは市場の一部というわけだね。
他に本を購入できる場所はわかるかな?

つかさ
今じゃ本はどこでも買えますからねー!
コンビニやAmazonなどのネットショッピングなどでも買えますし。

たかぴー
そうだね、そういった本を購入することができる全ての場所をひっくるめて「本の市場」が成り立っているんだ。
ちなみに、今のはあくまで消費者目線での「本の市場」だけど、本屋さんに本を提供している卸売業者との取引、
そしてその卸売業者と取引している出版社もすべて「本の市場」の一部と考えることが出来るんだ。

つかさ
ひえぇ。。
単に「本の市場」といってもこれだけ広範囲になってしまうんですね!
私たち消費者にとってだけの「本市場」は何て呼べばいいのでしょう?

たかぴー
決まった名称はないけど、呼ぶとしたら「小売店の本市場」といったように、範囲を限定する必要があるね。

つかさ
なるほど、「市場」という言葉の前に色々とくっつくわけですね。

たかぴー
うん、本来ならそうすべきだけれど、そこまで厳密に意識して使われているわけじゃないのが実情なんだ。
だから文章の中で「市場」という言葉が出てきた場合には、どの範囲で使われているのか文脈からうまく読み取ることが大切なんだ。

市場とは取引が行われている状況・場所のこと

市場は「取引が行われている状況・場所すべて」を表した言葉です。

したがって単に「本の市場」といっても、「本の売買取引が行われている場所すべて」を表しているので、

小売店
卸売
出版社(メーカー)
出版社と作家

以上の全てが「本の市場」に含まれるのです。
本来であれば「本の市場」全体のなのか、一部なのかを示すのかを明記する必要がありますが、ほとんどの文章ではそういった配慮がされていません。
したがって、我々読者は文脈から「市場」の範囲を推定することが大切なのです。

また、市場には大きく分けて3種類あります。

『財市場』
『労働市場』
『貨幣市場』

①『財市場』は今まで説明した、モノ・サービスの売買取引に関する市場です。

②『労働市場』は雇用に関する市場です。
経済学では「労働力を企業に買ってもらっている」という考え方をするので、雇用契約が行われる場を市場とみなします。
ちょっと人身売買みたいな考え方ですが、それとはまた別なので注意しましょう。

③『貨幣市場』は、カネの流通に関する市場です。
わかりやすい例でいうと、銀行からの借金などがこれにあたります。

以上のように「市場」といっても、非常に広範囲にわたる言葉であることがわかります。
それぞれの市場をしっかりとイメージしながら学んでいきたいですね。

市場規模・市場シェアってなに?

たかぴー
市場の意味はわかったかな?
次はちょっと掘り下げて、市場規模・市場シェアについて説明していくよ。
この言葉はぜひセットで覚えたいね。

つかさ
はい!市場の意味についてはよくわかりました!
市場規模は授業でもよく出てきます!市場の大きさのことですよね!
でもどうやって大きさを測るんでしょうか?

たかぴー
うん、つかさちゃんの言う通り、市場規模は市場の大きさを表しているよ。
市場規模は売上や販売数で測られることが多いんだ。
例えば、「小売店の本市場」で見てみると、年間売上○○億円とか、年間販売冊数○○万冊とかね。

つかさ
金額や個数で大きさをみているんですね。
でも市場の大きさを正確に測るのは大変そうです…。

たかぴー
実際に市場規模を計測しているのは、専門の調査会社や経済産業省といった政府機関であったりするよ。
でもつかさちゃんの言っている通り、市場規模を正確に把握することはとても難しいんだ。
さっきも言った通り、市場は広範囲に渡っているしね。
それに小売店舗では何がどれだけ売れたかを、データで管理できていないところもあるよね。
そういった店舗をひとつずつ調査すると、人も時間も膨大に必要になってしまう。

つかさ
えっ!じゃあどうやって市場規模をはかっているんですか!?

たかぴー
うん、例えば「本の市場」規模を把握したい場合は、出版社の本の発行部数で見ることが多いんだ。
出版社の数は数えるほどしかないし、発行部数は正確であるからね。
また、卸売業者が各店舗に卸した冊数で「小売店の本の市場」規模を推定するんだよ。

つかさ
なるほど~。
より信頼できるデータを効率よく利用していくわけですね。

たかぴー
うん、だから市場規模のデータを見る時は、それがどういう単位なのか、どういう調査方法なのかを知ることはとても大切なんだ。
また、データの出所も気をつけなきゃいけない。
当然、国や政府が発行した統計データなんかが最も信頼性が高いよ。

つかさ
確かに、参考にするデータによって結論が変わってしまいますからね!
私もレポートを書くときなんかは気をつけないと…!

たかぴー
うん、そうしてもらえると、本当に質の高いレポートになると思うよ!
さて、次は『市場シェア』なんだけど、日本語に直すと『市場占有率』となるよ。

つかさ
これもよく聞く言葉ですね!
よく企業が「マーケットシェアNo.1!」という広告をしていたりしますよね。

たかぴー
うん、色々な呼び方があるけど、それで間違ってないよ。
さっきの話で市場規模についてはわかったよね。
その市場全体を各企業の商品がどれだけの割合を占めているかを表したのが市場シェアなんだ。
ここで次のグラフを見てほしい。
これは日本の少年向けコミック雑誌の年間の発行部数と、市場シェアを表しているよ。


一般社団法人日本雑誌協会のデータをもとに筆者が作成

たかぴー
これを見ると、少年向けコミック雑誌の市場規模は、およそ発行部数700万冊規模だということが分かるね。
また、市場シェアについては、集英社が38%、講談社が26%、小学館が24%となっていて、3社で全体の約90%を占めていることがわかるんだ。

つかさ
なるほど~。こうしてグラフで見てみると各企業の状況がよくわかりますね。

たかぴー
うん、市場シェアを知ることは、市場の状況や、その企業の業界のポジションを把握する上で非常に重要なんだ。

市場規模は市場の大きさのこと 市場シェアは市場の占有率のこと

上で見た通り、市場規模は市場の大きさのことで、
金額や販売数で測られることが多いです。

気をつけるべき点は、データの信憑性です。
例で挙げた雑誌の発行部数は、間違いないデータなのですが、
例えば「電子書籍を読んでいるか100人アンケート」などのデータは危険です。

統計学の分野になってきますが、この手のデータは信憑性が低いですよね?
どういった属性(性別・年齢・職業)にアンケートを実施したか明かされていませんし、そもそも100人なんて少なすぎます。
市場規模に限らず、データの信憑性を見分けることはとても大切なので、注意しましょう。

また、市場シェアはその市場全体を各企業の商品がどれだけ占めているかを表した割合です。

市場シェアを知ることで、企業は様々な戦略を考えることが出来るのです。
また、市場シェアが高ければ高いほど、その企業はたくさんの恩恵を受けられます。
これについてはまた次の機会で解説していければと思っています。

いかがでしたでしょうか?
今回は基礎的な経済・経営学用語にかんして解説してみました。
そんなこともう知ってるよ!!という方にはつまらない内容だったかもしれませんね。

それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
またよろしくお願いします!!

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