はいどうも、中小企業診断士のたかぴーです。
今回はたかぴーストアで販売している、僕のおススメ教材を紹介したいと思います。
いつも僕の動画の左下や概要欄に商品リンクが出てくるので、何となくの存在は知っていても、詳しい内容を知らない方も多いかと思います。
そこで今回は、一次試験対策も佳境に入ってきたこのタイミングで、一次試験対策の最後の追い込みや、二次試験のいいスタートダッシュが切れる教材たちを紹介できればと思います。
紹介するのは、僕が診断士受験を研究する中で感じた課題を解決するために、僕自身や有識者の方が独自に開発した教材たちです。
きっと皆さんにも役立つ情報と思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
経営法務 英文問題対策セット
まずは経営法務の英文問題対策セットです。
こちらは、経営法務にて過去17年間に英文問題で使用された英単語集となっています。
経営法務の英文問題は、毎年4点~8点分出題されていますが、出題される内容は毎回異なり、対策用の市販教材が発売されておらず、かといって1から英語学習をするにはあまりにも非効率といった事情があるので、多くの受験生は対策をしないまま本試験を迎えているというのが実態です。
毎年出題されるのが分かっているのに、全く対策しないのは勿体ないですよね。
そこで僕が提案したいのは、頻出の英単語だけは覚えておく、といった対策です。
単語を覚える程度でしたら、隙間時間でできますし、頻出英単語だけに絞ることで効率的な学習ができると考えます。
販売している英文問題対策セットでは、英単語別の出題回数が一覧になったExcelファイルの他、英文問題だけを抽出した過去問集をpdfファイルで配布しています。
これまで2回以上出題された英単語だけで82単語あり、この単語の意味を抑えればよいということになります。
頻出英単語の中には、特許という意味の 「Patent」 のような、法務ならではの単語もありますし、「party」という聞きなれた単語でも、当事者という和訳が必要な場合があって、この辺りが英文問題を難しくしていることが読み取れます。
一方で、82単語には 「use,include」といった、中学英語レベルの単語も多く含まれているので、大学受験で英語を勉強した方にとっては、初めて見る単語の数が半分程度で済むかもしれません。
また、過去問集は和訳が付いています。
英単語をある程度覚えた段階で、どれだけの精度で和訳できるか、正解選択肢を選ぶことができるかを確認してみると良いでしょう。
なお、こちらの過去問集には、解答の解説はついていませんので、ご注意ください。
さらにこちらの対策セットでは、Quizletというアプリに出題頻度ごとの単語帳を収録して配布しています。
以下画像のように、スマホアプリ内で英単語の暗記ができますので、電車などでの移動中に学習が可能です。
以上の内容が全て含まれて税込み550円ですので、経営法務で確実に60点をキープしたい方にとっては、決して悪くない教材と思います。
実際、この教材のおかげで昨年の英文問題を正答できたという声も届いていますので、この機会に購入を検討いただければと思います。
二次試験 復習用シート
続いて二次試験の復習用シートです。
こちらは、過去に出題された事例企業の事業概要やSWOT分析結果、課題などを一枚にまとめたシートとなっています。
サマリシートの具体的なイメージは以下のような形ですね。
二次試験の与件文には、様々な情報が散在していますので、改めてSWOTの観点を中心にまとめ直しています。
問題演習後に、改めて事例企業にはどのような特徴があったかが振り返りやすいですし、ご自身が演習中に行ったSWOT分析で抜け漏れがなかったかの確認が可能です。
その上で、僕が独自の観点でまとめた回答の方向性解説を掲載しています。
ふぞろい等に記載されている模範解答を導くために必要な、考え方のヒントを記載していますので、与件文と模範解答の間を繋ぐ情報として役立てられるかと思います。
注意点としては、事例Ⅳは経営分析と記述問題は対象としていますが、その他の計算問題は対象外としています。
また、動画公開時点では令和5年度はサマリシートだけで回答方向性の解説はありません。
令和4年度分だけ、回答方向性の解説があります。
令和3年度以前も順次対応予定ですので、定期的にストアをチェックいただければと思います。(2024年6月時点)
事例Ⅳ攻略マスターガイド
続いて、攻略マスターガイドです。
こちらは有識者のサンさんによって制作された、事例Ⅳ特化のオリジナル問題集となっています。
攻略マスターガイドは、PowerPointで作成されおり、全183スライド、35問の問題が掲載されています。
PowerPointベースですので、PCかタブレット端末での閲覧が想定されいますね。
そんな攻略マスターガイドの特長は次の3つです。
まず1つ目は、論点別に解き方のノウハウが掲載されているということ、2つ目は、★から★★★★★の5段階の難易度別に問題が掲載されているということ、そして最後に3つ目が、未出題論点の問題も掲載されているということがあります。
この3点について、詳しく説明していきたいと思います。
特徴①:問題の解き方ノウハウ
まず、論点別の解き方ノウハウが掲載されているという点ですね。
攻略マスターガイドでは、各種テーマの問題の前に、そのテーマについて、どのようなことを意識しながら、どのような手順で解いていけばいいか良いのかというノウハウが掲載されています。
例えば経営分析については、安全性・収益性・効率性の数ある指標の中から、実際に本試験で使う経営指標を9つに限定しており、その理由も合わせて解説されています。
またCVPの論点では計算の手順や間違えやすいポイントについて詳しく解説されています。
特に苦手とされている方の多いNPVに関しても、解答手順について約20ページというボリュームで、図やイラストを使いながら丁寧に解説がされています。
これから事例Ⅳ対策を始めようという方にも、実際に過去問を解いたけど歯が立たなかったという方にも非常に参考になる内容かと思います。
特徴②:5段階の難易度別問題
問題を解くのに必要なノウハウを身につけた後には、実際に問題を解きながら学習を進めることができます。
難易度は5段階に設定されていて、難易度★の問題のレベル感は以下のようになっています。
問題を見ると、売上高などの情報が記載されていて、それに対して変動比率、限界利益率、損益分岐点を求めよ、という問題となっています。
一次試験の財務会計の学習を一通り終えた方であれば、そこまで苦労せず解けそうな内容となっていますね。
続いて最大難易度の★★★★★になると、以下のようになります。
先ほどと比べると、文章量が多くなっていて、より本番に近い形になっていることが分かるかと思います。
難易度も本試験レベルとなっていますので、この問題集を全て解けるようになると、本試験でも十分戦っていけるだけの力が身に付くかと思います。
特徴③:見出題論点の問題
最後に、攻略マスターガイドでは、未出題論点の問題も掲載されています。
攻略マスターガイドの中に、事例Ⅳを難しくしている要因として、次のような記載がありました。
難しくしている要因の一つとして、初見殺しがあるとしています。
注目いただきたいのは赤字部分ですね。
毎年新たな論点が登場しますので毎年難化したように感じます。過去問でも当時のそれを解いていた方は皆そう思っていたでしょう。どれほど過去問をこなしたとしても基本的に同じ問題はでません。80%の受験生を振るい落とすための試験であることを忘れてはいけません。ただし財務会計に関する論点は無限にあるわけではありません。出題されてもおかしくないもので、まだ過去に未出の論点は一定数把握できます。そういった問題についてもこの問題集では赤★問題として提示しています。試験までの時間がなく、とにかく足切りを回避したいといった目標であれば、赤★問題より黒★問題を優先してください。
事例Ⅳ 攻略マスターガイドより引用
以上のように、サンさん自身が過去問研究を徹底的にされた中で、今後いつ出てもおかしくない未出題論点について、オリジナル問題を作ってくれています。
こういった問題まで掲載されている問題集は他にないので、希少性が高いと言えますね。
攻略マスターガイドの購入をお勧めする人
そんな攻略マスターガイドの購入をお勧めするのは、次の2パターンです。
1つ目はリベンジ組の方ですね。
過去問のやり込みが終わっていて、初見の問題に触れる機会が少なくなっている方は、攻略マスターガイドのオリジナル問題で、ご自身の実力チェックをしてみると良いかと思います。
実際に多年度生で昨年、攻略マスターガイドを購入して、見事合格された方の声が僕の元にも多数寄せられています。
それから、事例Ⅳ苦手勢にもお勧めの教材と思いますね。
市販の教材の解説に付いていけないという方にとっては、難易度の低い問題から段階的に演習がこなせますし、色付きの図解でわかりやすい解説も付いていますから、無理なく学習を進められるかと思います。
あえておススメしない人をコメントすると、今年がまだ1年目で、事例Ⅳに対してそこそこ自信のある方、それから紙で学習を進めたい方ですね。
このような方は、30日完成!事例Ⅳの計算問題集がオリジナル問題集としてはおススメですので、検討してみてください。
事例Ⅳ 過去問マスターガイド
最後は事例Ⅳの過去問マスターガイドです。
こちらもサンさんにより制作された、事例Ⅳ特化の過去問集となっています。
攻略マスターガイドと同様、この教材もPowerPointベースの教材です。
掲載範囲は以下の青で塗りつぶした直近10年分で、5年分は論点別に収録、残りの5年分は年度別に収録されている、珍しいタイプの過去問集です。
まずは論点別に集中的に学習をし、その上で年度別演習でタイムマネジメントと60点を死守できるかの実力チェックがひとつの教材でできる内容となっています。
この教材の最大の特徴は、解答解説のわかりやすさと思います。
アニメーションで解説を閲覧できるので、どのような順序で問題を解いていけば良いかわかりやすいですし、市販の教材では解説が飛ばされている箇所まで丁寧に解説されているので、事例Ⅳが苦手な方からすると有難い内容となっています。
攻略マスターガイドが使いやすいと思った方や、市販の過去問集ではわかりにくいと感じた方は、購入を検討してみても良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、たかぴーストアで販売している、4種類の教材を紹介しました。
決して万人にお勧めするような教材ではありませんが、各教材のコンセプトに合致している方にとっては、どれも有益な教材になっているかと思います。
はい、というわけで今回は、たかぴーストアで販売している教材たちを紹介しました。
ちょっといつもの記事と違って、PR色の強い動画になってしまって申し訳なかったのですが、その点はご了承いただければと思います。
今回ご紹介した教材たちが、ブログをご覧の皆さまの力になることを願っています。