ビジネス用語の意味

【ビジネス用語】コンセンサスの意味と注意点について

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「コンセンサスを取った上で仕事を始めるようにしましょう」 最近こんな言葉を会社でよく聞くようになりました。 コンセンサスという言葉の意味を知らない人にとって、何を言っているのかチンプンカンプンですよね。 でも、ビジネスマンとしてこのようなビジネス用語をひとつでも多く知っていて損はありません。 今回はコンセンサスの意味や使い方、注意点などを解説していこうと思います!

1.英語のコンセンサス(consensus)の意味

ご存知だとは思いますが、コンセンサスは英語の「consensus」からきた言葉です。 まず最初に、英語本来の意味を確認してみましょう。 英太郎 on the WEBにて、consensusを検索してみると、次の意味が出てきました。
【名】 1.〔全体の〕ほぼ一致した意見、総意、民意 2.意見の一致、合意すること
「全員の合意をとる」という意味がconsensusにはあるようですね。 次に、ビジネスシーンでの意味を確認しましょう。

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2.ビジネスにおけるコンセンサスの意味

ビジネスにおけるコンセンサスも、英語の意味とほぼ同じで、「複数人による合意、意見の一致」という意味があります。 多数決のような過半数の合意ではなく、参加者全員の合意である点に、注意が必要です。 また、コンセンサスには「事前の根回し」という意味合いもあるようです。 根回しとは、ある目的を達成しやすいように、関係する各方面にあらかじめ話をつけておくことを言います。 会議の場で突然自分の主張を繰り広げても、なかなか通るものではありません。 みんなゆっくりと考える時間が欲しいのです。 だから、事前に根回しをして、自分の意見・主張を全員に周知しておくのです。 根回しをした上で、会議の場でも自分の主張を言うと、全員が納得し、コンセンサスを得られるでしょう。 このように、コンセンサスを取るには、事前の根回しまでが含まれている場合が多いのです。

3.コンセンサスの使い方

コンセンサスは「コンセンサスを取る」「コンセンサスを得る」などのような使われ方をします。 例文としては以下の通りです。 「会議をスムーズに進めるためには事前にコンセンサスを得る必要がある。」 (事前に合意を得る→根回しという意味) 「仕入れ先に金額調整のコンセンサスを取りに行け」 (金額調整の合意を取りに行け。) このように、全員の納得を得る時には、コンセンサスという言葉が使われるわけですね。

4.コンセンサスを取ることの大切さ

ビジネスにおいて、コンセンサスを得ることはとても大切です。 コンセンサスを得た上で仕事を始めることで、その後の仕事がスムーズに進むためです。 逆にコンセンサスを取らずに始まった、仕事やプロジェクトは、問題が起こったときに、痛い目を見ることになります。 たとえば、意見が対立してしまったまま始まってしまったプロジェクトがあるとします。 取引先への納品期日の都合で、このような事態はよくありますよね。 意見が対立していたとしても、チームメンバーは全員大人なので、会社のため、取引先のために一生懸命働きます。 ところが、プロジェクトの途中で取引先へ迷惑を掛けてしまうような、重要なトラブルが起こったらどうでしょう。 今までチーム一丸となっていたのに、手のひらを返したように責任のなすりつけ合いが始まるのです。 「あの時僕はこういったに…」 「だから私の言うとおりああしておけば…」 こんな言葉が飛び交うことになるでしょう。 このような事態を防ぐために、事前にコンセンサスを取る必要があるのです。 コンセンサスをきちんと取っておくことで、万が一のトラブル発生時でも、全員が責任を持って解決に取り組んでくれることでしょう。

5.コンセンサスを取る時の注意点

コンセンサスを取る時には、事前の根回しが何よりも大切です。 特にその内容が重要で、対立を生みそうなものであればあるほど、根回しが必要なのです。 基本的に根回しは、関係者と一対一でやることが多いでしょう。 会議室や電話、時には居酒屋などで自分の意見を、相手が納得するまでとことん聞かせるのです。 相手から否定されることもあるでしょう。 それでも自分の気持ちを一心に伝えるよう努めるのです。 最終的に相手を自分の味方につけることができたら大成功です。 根回しで自分の味方につけられた人が多いほど、コンセンサスを得ることが簡単になります。 重要な会議の場での自分の発言に対して、味方の人たちが援護してくれることでしょう。 このような合意形成プロセスは、非常に日本的で回りくどく、時間がかかります。 会議はただのコンセンサスの場であるにすぎず、決定事項は事前の根回しで決まってしまっている、ということが多々あることでしょう。 日本の悪しき風習といえますが、郷に入らば郷に従えと思うしかないのかもしれませんね。

6.コンセンサスとフィックスの意味の違い

前回の記事:フィックスとは?フィックスの意味や使い手方について こちらの記事で解説したように、フィックスには最終決定事項について確認する、という意味があります。 コンセンサスと似た意味がありますね。 そこで、ここではコンセンサスとフィックスの意味の違いについて確認しましょう。 確かに、コンセンサスもフィックスも、何かを決定する点では同じですよね。 しかし、コンセンサスには”合意”が必要要件になっていますが、フィックスは必ずしも”合意”を必要としません。 合意した上でのフィックスが望ましいのでしょうが、最終決定事項を確認するという点を達成できれば、相手がどう思っていようと関係がないのです。 このようなニュアンスを理解した上で、ビジネス用語を使いこなせるようになるといいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか? コンセンサスには、関係者全員との合意という意味があります。 コンセンサスを得ながら仕事を進めることで、メンバー全員が一丸となって仕事に取り組めるという効果があります。 そしてビジネスにおいてコンセンサスを得るには、根回しが何よりも大切なのです。 会社や組織が大きくなるほど、コンセンサスの為の根回しが重要な役割を担うことでしょう。 面倒ではありますが、後に苦労せずに済むのがコンセンサスです。 会社を円滑に回していくためにも、ぜひ実践していきたいですね。 ビジネス用語のまとめ記事はコチラからチェックできます。 ではっ!

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たかぴー
自己紹介:中小企業診断士。 一次試験は全科目60点超の合計512点という高得点で突破、二次試験は2回連続で合計で240点以上を達成して合格。 合格後は、本業のデータ分析スキルを生かした過去問研究、法人営業経験を生かしたわかりやすい解説で受験者支援を実施中。 チャンネル登録者1.5万人超の「たかぴーの中小企業診断士試験 攻略チャンネル」では、二次試験と中小企業経営・政策も解説。 趣味:ジム・筋トレ、旅行、YouTube、ブログ 連絡先:takapi.channel@gmail.com

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