はいどうも、中小企業診断士のたかぴーです!
今回は中小企業診断士の2次筆記試験の勉強方法をテーマに解説していこうと思います。
大手予備校から教わった内容と、私たかぴーが実際にやって良かった内容を凝縮して
お伝えできればと思います。
今回ご紹介する勉強法で、私自身、2年連続で2次筆記試験で合格点 (全科目合計で240点以上) を獲得することができました。
しっかりと実践できれば、間違いなく合格レベルに到達できる内容となっていますので、
ぜひ、最後までご覧ください。
使用する教材
まず、使用する教材ですが、事例Ⅳとそれ以外で異なります。
それぞれご紹介します。
事例Ⅰ~事例Ⅲ対策の教材
事例Ⅰ~Ⅲ対策としては、ふぞろいシリーズを利用します。
これは2次筆記試験の受験者から本試験の事例別の得点と再現答案を集めて分析して、統計的に模範解答を作成するというアプローチを取った過去問の解答解説集とお考えください。
2次筆記試験は模範解答が診断協会から公表されないため、各予備校が独自の模範解答を公表していますが、どれも80分間で到底書ける内容ではなく、しかも予備校ごとに解答がバラバラなため、信ぴょう性に欠けるという問題があります。
そのような中で、ふぞろいシリーズの模範解答は、現実的に80分で書けそうな内容で、しかもファクトデータに基づいた解答なため、納得感もあります。
ふぞろいシリーズが唯一信頼に足る模範解答と言っても過言ではないでしょう。
ふぞろいシリーズにはいくつかのバージョンがありますが、合格答案が1年分を収録しているので、16と15で直近2年分の解答が入手できます。
一方、以下の答案分析シリーズは2年分を収録しているので、4年分の解答が入手できます。
ここまで揃えることで、直近6年分の過去問対策ができるわけですね。
さらに昔の過去問まで対策したいというかたは、合格答案データブックを購入しましょう。
10年分が収録されているので、ここまで揃えると直近16年分の過去問対策ができる計算となります。
事例Ⅳ対策の教材
続いて、事例Ⅳ対策です。
事例Ⅳは過去問を年度別に解くのではなく、論点ごとに学習するのがおススメです。
これから事例Ⅳの対策を始めるという方にぴったりなのが、「30日で完成!事例Ⅳの計算問題集」です。
二次筆記試験と一次試験の財務・会計とでは、難易度が全くの別物です。
いきなり過去問に手を出すと、その難しさからすぐに心が折れますし、学習効果も高くありません。
この問題集は、ちょうど一次試験と二次試験の中間程度のレベル感なので、二次試験対策のための基礎力を付けるために最適かと思います。
それから「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」ですね。
これは直近約15年分の過去問と解説が論点別に収録されています。
過去問完全マスターの事例Ⅳバージョンと言えば、ご理解いただけるかと思います。
論点別なので学習しやすい上に、解説が比較的丁寧なので、過去問対策はほぼこの一冊で足りるかと思います。
以上の教材を使用した、具体的な勉強方法を次にご紹介いたします。
学習フロー (事例Ⅰ~事例Ⅲ)
ここからは、事例Ⅰ~事例Ⅲの学習フローを説明していきます。
学習フローは簡単3ステップです。
過去問を解いて、ふぞろいで採点をして、復習するだけです。

過去問演習の際は、診断協会から与件文と設問文を、LECのホームページから回答用紙を
ダウンロードできますので、紙に印刷して、できるだけ本番に近い形式で80分間で解いてみるのが良いかと思います。
▼LECの過去問ダウンロードページ
https://www.lec-jp.com/shindanshi/info/download/kakomon.html
最初は何を書いて良いか分からないとは思いますが、それでもしっかりと80分間で解答用紙を埋めてみることに挑戦していただければと思います。
続いて、ふぞろいでの採点ですね。
客観的にご自身の意図が読み取れる書き方になっているか注意しながら採点して、初見で60点以上、2週目からは90点以上を目標に取り組んでいただければと思います。
最も重要なのが復習の時間です。
まずはふぞろいに記載されてある解答キーワードが、なぜ加点要素になるのか、ひとつひとつ腹落ちするまで考えてみてください。
その中でご自身で納得できた解答キーワードを利用して、自分なりの満点回答を作成してみましょう。
毎回ご自身の満点回答を作成することで、自分なりの回答の「型」を作る効果もあります。
最後に自分が書いた回答と、ご自身で作った満点回答の差分を見つけて、書けなかった要素がなぜ書けなかったのか、原因と対策を検討してノートに書き貯めるようにしましょう。
ふぞろいを使った学習をしている方には、採点した後は復習はそこそこに、すぐに次の年度の過去問に移るという方が散見されます。
これだとノウハウが積み上がっていきません。
二次試験対策の上で最も重要なのは、この復習パートだと思いますので、この具体的な方法について、もう少し具体的に話していきたいと思います。
具体的な復習方法 (事例Ⅰ~事例Ⅳ)
ここでは具体例を用いながら説明したいと思います。
今回は架空の与件文を作成してみました。

与件文には「健康需要が拡大する中、従業員の高い技術力とA社社長の息子の営業力によって売上を伸ばしていった」という記述があったとします。
設問文には「売上が大きく伸びた要因を100字以内で述べよ」と書いてあったとしましょう。
このとき、ご自身の回答としては、「従業員に高い技術力と息子の営業力があったため」と書いたとします。
もちろんこれは回答の要素として間違いではないのですが、これに追加で、健康需要が拡大しているためという「機会」の要素も書きたいところですよね。
そこでこの機会が要素として書けなかった原因と対策について検討してみたいと思います。
書けなかった原因は人それぞれ様々あると思います。
例えば、売上増加の要因に機会が含まれるという発想が、そもそもなかったということが考えられますね。
この対策としては、今後は売上増加要因を聞かれた際は、必ず強みと機会の両面で検討していくというのが対策となり得ます。
続いて、売上増加要因に機会が含まれるという発想はあったが、健康需要の拡大が機会だと思わなかったというケースも考えられます。
この場合の対策としては、事例企業の商品・サービスに関連する需要拡大や市場拡大が機会に当たることを、ご自身の中でしっかりと引き出しとして暗記することが対策として考えられますね。
続いて健康需要の拡大が機会だとわかっていたが、回答検討の際に抜け漏れてしまったということが考えられます。
これを防ぐためには、機会に当たる部分に関しては、マーカーペンで色付けして情報の抜け漏れを防ぐようにするといった対策が考えられますね。
機会という要素が書けなかったという事象に対して、このように、原因は様々考えられます。
そして、なぜ書けなかったのかに関する原因は、答案を作成したご自身にしかわからないので、周りの人から教えようがありません。
ここが二次試験対策の難しいところで、たとえ予備校に通ってもなかなか点数が伸びない原因の一つになっていると考えられます。
ぜひ復習の段階では原因を妥協せずに徹底的に分析をして、そこから考えられる対応策は、具体的かつ他の年度でも通用するような汎用性を持たせた対応策を検討いただければと思います。
さらに詳しい復習方法については、以下の動画で解説しています。
事例Ⅳの学習方法
続いて、事例4の学習方法についても説明したいと思います。

まずは計算問題集で事例Ⅳに必要な基礎力を身につけた上で、事例Ⅳの全知全ノウで本番に通用する力を付けていただければと思います。
これらの教材を使うことのメリットは、もちろん問題や解答解説が良質ということもありますが、一問あたりの回答時間が20分~30分ぐらいで出来るという点も挙げられます。
このおかげで、平日に80分以上の勉強時間が確保できない時に、さっと1問から2問だけ解くというような学習ができるようになります。
本業が忙しい社会人受験生にとっては、これだけで効率的に時間を使えますね。
問題を解き終わった後は、解答解説を完璧に理解できるまでしっかりと読み込んで、次回からは正答できるようにしっかりと復習しましょう。
また、問題集は一回解けば終わりにするのではなく、同じ問題をできるようになるまで繰り返し解くようにしてください。
それから事例Ⅰ~事例Ⅲと同じように、計算ミスは原因と対策をノートに書き貯めて、
決して同じミスは起こさないように心がけましょう。
経営分析や記述式の問題に関しては、ふぞろいな合格答案も利用できます。
ふぞろいの方がより多角的な視点が得られますので、こちらの教材も利用することで、記述解答力の向上につながるかと思います。
計算問題が苦手な人こと、経営分析と記述式問題をしっかりと解けるようにしましょう。
この2つを攻略するだけで、足きりを回避ができるようになるかと思います。
事例Ⅳの学習としては、僕自身これらの教材を使って繰り返し問題を解くだけで、初受験時で87点を獲得できたので、自信を持ってお勧めできる学習内容かと思います。
重要なのは原因と対策
最後に繰り返しお伝えしますが、二次筆記試験に重要なのは原因分析と対策検討だと考えています。

模範解答と自分の回答があったときに、最初は必ずギャップがあると思います。
自分の回答をできるだけ模範解答に近づけるために、このギャップを原因分析と対応策の実施で埋めていくようなイメージですね。
ご自身で考えられた対応策は、必ずノートに書き貯めるようにしましょう。
過去問を解く前には必ずノートを読み返して、同じミスを繰り返さないように心がけていただければと思います。
ちなみに、このノートはそのまま二次試験のファイナルペーパーとしても利用できます。
もし同じミスが発生してしまった場合は、原因か対応策が間違っているということになりますので、また改めて原因と対策を検討して、その内容をノートに書き留めるということを繰り返し行います。
過去問演習を行いながら、これらを繰り返すことで、ご自身の回答精度が増し、さらに安定して高得点が取れる回答が書けるようになっていくイメージです。
多くの受験生は、この原因と対応策の検討をやらない、あるいはその精度が悪いために、点数が伸び悩むのだと思います。
もし、ふぞろいの解答に納得できない場合や、原因に対する対応策が思いつかない場合は予備校の先生や合格者に相談みても良いかもしれません。
ただし、回答が書けなかった原因だけは、ご自身にしか分からないので、精度高く分析するようにしてくださいね。
それでは今回の解説記事はここまでとしたいと思います。
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