一次試験対策

スタディングで合格することは可能か?実際にサービスを利用してみた感想をお伝えします!/中小企業診断士試験対策

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はいどうも、中小企業診断士のたかぴーです。

今回は通信講座のスタディングをテーマに解説していこうと思います。
恐らくたかぴーチャンネル視聴者であれば、名前くらいは聞いたことがあるという方が多いかと思います。

その一方で、本当にスタディングでちゃんとした学習できるのか、もっというと合格レベルに達することができるのか、疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。

恐らくこれらの疑問の多くは、スタディングが提供するサービス内容がブラックボックスでよくわからないためかと思います。

今回は、スタディングからお声がけがあり、提供している講義やサービスを全て見せてもらうことができましたので、その内容を皆さまにご紹介できればと思います。

YouTube動画でも解説中!

一次試験合格に必要な学習プロセス

まずは診断士試験の第一関門である一次試験合格に必要な学習プロセスを確認してみましょう。

診断士試験に限らす、資格試験というのは次の学習プロセスが必要と考えています。
認識・理解・適用・定着の4ステップですね。

一次試験合格に必要なプロセス

認識は、各種論点の存在を知ることです。
これは市販のテキストを買って読めば、とりあえずこんなことを学習するのかということ自体は、比較的容易に知ることができますね。

理解は、各種論点の内容や理論の根拠などがわかるようになる、文字通り理解するということです。
もちろんテキストを読むことで理解まで到達することもできますが、僕のチャンネルの視聴者の皆さんは、たかぴーのYouTube動画で理解を深めていただいていることと思います。

適用は、各種論点の問題を解けるようにすることを言います。
実際の試験問題でどのように問われるかがわかっていないと、本試験で得点を稼ぐことはできないですからね。
これは市販の問題集や過去問演習で訓練することができます。

定着は、ここまで学習した論点を忘れないようにすることです。
これは問題集・過去問を反復演習することで、少しずつ記憶が定着していきます。
過去問を1周しただけで全て覚えた気になって、2周目で思ったほど得点できず絶望する方が意外といらっしゃるのですが、
人間はすぐ忘れる生き物ですので、とにかく反復して覚えるしかありません。

以上が、僕の考える学習プロセスなのですが、たかぴーチャンネル視聴者は、この理解のプロセスに課題があると考えています。
詳しく見ていきましょう。

たかぴーチャンネルが抱えている課題

視聴者の皆さまに支えられて、たかぴーチャンネルも随分コンテンツが充実してきましたが、まだまだ課題が多くあると、個人的には考えています。

まず、まだ解説できていない論点が山のようにあります
診断士試験は覚えなきゃいけない論点がたくさんありますが、まだまだ動画・記事にできている論点はごく一部に過ぎません。
当然、現状のたかぴーチャンネルだけでは一次試験突破に必要な知識を全て押さえることができない状況です。

たかぴーチャンネルが抱えている課題

また、基本的にはテキストを読んでも、その論点が理解できなかった方向けに動画を制作していますので、1論点あたりの動画時間・記事のテキスト量が長いという欠点もあります。
ご自身が理解されている論点の動画や記事まで見始めると、非効率な学習になってしまうかと思います。

最後に、たかぴーチャンネルは解説順序がバラバラです。
動画の古い順に見たからと言って、効率的にな学習ができるとは限りません。
経済学ひとつ取ってみても、マクロ経済・ミクロ経済の各種論点が交互に解説されていたりします。
これは動画投稿を長く続けるためにも、僕の気分に応じて、その日作りたい動画・記事を作っているためです。
こうなると、視聴者の皆さんにとっては、段階的な理解がしにくいというデメリットが生じているかと思います。

ぜひ、これからたかぴーチャンネルを使って学習しようとしている方は、以上の内容には十分ご留意の上、活用いただければと思います。
今回は、そんなたかぴーチャンネルが抱えている課題をスタディングを利用することで解決できるということを、お伝えできればと考えています。

KIYOラーニング株式会社とは?

スタディングを運営しているのは、KIYOラーニング株式会社という企業です。
東京の永田町にある会社で、代表取締役社長は綾部 貴淑さんで、社長自らが中小企業診断士の資格を持っています

KIYOラーニング株式会社とは?

スタディング事業立ち上げ時に一番最初に作ったのが中小企業診断士講座で、社長肝入りの講座とのことです。

資本金は8億371万円、東京証券取引所のグロース市場に上場しているので、会社としては信頼に足るほど十分な規模であることがわかりますね。

スタディングの特長3選

そんなスタディングですが、僕が実際にサービス内容を見た上で、3つの特長があると感じました。

1つ目は、Web視聴に最適化された動画講義です。
スタディングは通信講座なので、動画で講義を受けることになります。
ここはたかぴーチャンネル視聴者からすると、違和感がないかと思います。
他の通学型の予備校ですと黒板を使いながらの昔ながらの授業を受ける形となりますが、
スタディングは板書の時間がないので効率的な学習ができますし、診断士試験の頻出論点に限定した解説となっていますので、効率的に学習ができます。
また、1番から順番に視聴することで、段階的に各科目への理解が深まる構成となっています。

スタディングの特長3選

2つ目の特長は、モチベーション維持の仕組化です。
「とりあえず10分チャレンジ」などといった、勉強時間のチャレンジ企画が開催されていたり、スタディング受講生が投稿可能なSNS機能があったりと、受講生同士が切磋琢磨できる仕掛けが充実しています。

また、わからない論点については講師に質問できるQ&Aサービスも利用できますので、途中で心が折れて勉強もやめてしまうリスクも防ぐことができます。
僕のチャンネルのコメント欄で、たまに個別の過去問や問題集の質問を受けることがあるのですが、基本的には個別問題の解説をコメント欄で答えることはしていません。
その時間を動画制作に当てたいですからね。
スタディングでは懇切丁寧に回答してもらえるらしいので、これも受験生にとっては嬉しいサービスですね。

最後の特長は、良心的な価格設定にあると思います。
例えば、この記事制作時点では、1次2次合格コースが一括48,400円、月額にして4,100円から受講できるようです。
通学型の予備校だと数十万円を超えるケースもありますので、それらと比較するとかなりリーズナブルな価格設定だと思います。

ここからは、それぞれの特長について、さらに掘り下げて見ていきたいと思います。

①Web視聴に最適化された動画講義

スタディングの動画講義は、以下ような形で図解付き、字幕付きで各種論点が解説されています。

スタディングの動画講義

また、独自に開発した学習マップは、覚えるべき内容を体系的に整理したマインドマップで、動画の中で何度も登場し、学習者の理解定着に役立ててくれます。

スタディングが提供するコンテンツは、スマートフォン・PC・タブレット端末で閲覧可能で、1動画あたりはおおよそ2分から5分程度となっており、隙間時間でサクッとインプット学習が可能です。

また、一次試験対策のメインコンテンツである1次基礎講座は、1科目あたり5時間~10時間で視聴可能で、全科目を視聴したとしても約58時間で見終われるボリュームとなっています。

スタディング_科目別_総動画時間

しっかりと勉強習慣が付けば、社会人であっても月100時間の勉強時間の確保が可能と言われていますので、1ヶ月あれば全科目のインプット学習が可能というわけですね。

また、コースにもよりますが、動画コンテンツ以外にも、オリジナルのテキストや問題集、過去問が付属していますので、合格に必要な学習プロセスのうち、理解だけでなく適用・定着までサポートしてもらえる内容となっています。

②モチベーション維持の仕組化

続いて、モチベーション維持の仕組みについてです。
先ほど触れたように、スタディングではチャレンジ企画が開催されています。

モチベーション維持の仕組化

これまで資格試験に挑戦してこなかった方にとっては、まずは勉強習慣を身に付けていただくことが何より重要と考えていますが、
このような企画をこなしていくことで、自然と習慣を身に付けていくことができるかと思います。

また、受講生専用のSNS機能も用意されています。
その方の勉強時間や現時点での学習の進捗度・AIにより判定された実力値とともに、その日の勉強内容を投稿できる仕組みとなっています。

ご自身と同じ環境の方が、どれだけ勉強に取り組んでいるかが見えるので、これは良い刺激となりますね。
また、例えばご自身に毎週投稿を課すことで、これが学習習慣の維持に一役買うことになるので、おススメです。

一般的に通信講座系のサービスは、受講生のモチベ維持が課題になりますが、スタディングではこのようなサービスを提供することで、受講生が勉強を続けられるようにサポートしているようですね。

③良心的な価格設定

最後は価格です。
スタディングでは、ミニマムコース、スタンダードコース、パーフェクトコースから受講するコースを選択することが可能です。

スタディングの良心的な価格設定

最も料金の安いミニマムコースでは、1次基礎講座、実践フォローアップ講座を受講することができ、スタンダードコースでは、これらに加えて、スマート問題集・過去問セレクト講座・年度別過去問題集の他、合格戦略講座や簿記入門講座が付属するので、かなり内容としては充実しますね。

さらにパーフェクトコースになると、直前対策講座と合格模試が付いてくるようです。

また、どのコースを選択したとしても二次試験対策用の2次合格メソッド講座、事例Ⅳ演習講座、2次基礎講座、2次過去問題集が提供されます。

1次試験・2次試験対策まで付いてこの値段というのは、かなり良心的と思いますね。
ちなみに、各種講座などの詳細はスタディングのHPで確認できますので、興味のある方は以下リンクより覗いてみてください。

結論:スタディングで合格できるか?

それではここまでの内容に基づいて、スタディングで合格できるか?ということなのですが、僕はスタディングで十分に合格可能と考えています。

今回スタディングからの案件を受けるにあたって、実際にスタディングの講座を視聴して、
たかぴーチャンネルにはない充実したコンテンツ量を目の当たりにしたということもありますし、僕のチャンネル内では、さきさんやさっちゃんのインタビュー動画を配信していますが、お二人ともスタディングを利用して一次試験を突破されたという実例があるのも理由の一つです。

実際のスタディング活用法についても触れられていますので、興味のある方は以下の動画を視聴してみてください。

合格体験談

まとめ

それでは今回のまとめです。
今回はスタディングは、このような3つの特長があることを紹介しました。

スタディングの特長3選

通信講座はリアル店舗がない分、実態が見えにくいという側面があるかと思いますが、今回解説した内容で、少しでもスタディングのサービス内容のイメージが付きましたら幸いです。

また、動画の冒頭では学習ステップを紹介しましたが、この考え方もぜひ頭に入れておいていただければと思います。

アウトプット学習が重要という話を聞いて、テキストを読んだらすぐに過去問に移る方がいますが、各論点に対する正しい理解がないまま問題演習をしても、学習効率は高くないと考えます。

論点理解を深めるためにも、スタディングの講義動画は皆さんの役に立つかと思いますので、ぜひこの機会に検討してみてください。

はい、というわけで、今回はスタディングについて解説してみました。

正直、資格試験はあまりお金をかけずに突破したいという方も多いかと思います。
その考え方は尊重しますが、診断士資格の取得はご自身の人生を大きく変える可能性のある資格だと思っています。

そう考えると、スタディングへの課金は決して悪くない投資なのかなと個人的には考えています。

もちろんそれぞれのお財布事情があるかと思いますので、今回の記事を参考にしてもらいながら、ご検討いただければと思います。

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ABOUT ME
たかぴー
自己紹介:中小企業診断士の会社員。 YouTubeチャンネル 「たかぴーの中小企業診断士試験 攻略チャンネル」を運営中。 趣味:ジム・筋トレ、旅行、YouTube、ブログ 連絡先:takapi.channel@gmail.com

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