経済学

そもそもGDPってなに?GDPの意味をわかりやすく解説

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どうもたかぴーです!

よく経済ニュースで次のような一文をよく見かけませんか?

「日本のGDP 今年はマイナス成長」

「中国 GDPが日本を抜き、世界第2位へ」

あたかも記事を読んでいるみなさん全員がGDPを知っているかのように書かれていますよね。

でも、この記事を読まれている方はきっとこう思っているはず。

「そもそもGDPってなに!?」

はい、気持ちはよく分かります。何を隠そう私もその中の一人だったからです。

そこで今回はGDPの意味をザックリとまとめてみました。

この記事を読めば、経済ニュースで書かれていることが分かるようになること間違いナシです!

GDPとは

たかぴー

今回のテーマはGDPだよ。
つかさちゃんはGDPって言葉は知っているかな?

つかさ

もちろん聞いたことあります。
GDP国内総生産のことですよね!
GDPで景気の良し悪しがわかるらしいのですが、詳しい中身までは自信がないです…。

たかぴー

うん、GDPのイメージは掴めているみたいだね。
GDPをわかりやすくいうと「日本が1年間で儲けた金額の合計」のことなんだ。
経済学では「国内で生産された商品・サービスの付加価値の合計」と言ったりもするね。

つかさ

なるほど!
GDPの数字を見れば、その国がどれだけ儲けているかが分かるんですね!

たかぴー

そうなんだ。
ちなみに日本のGDPは約500兆円なんだよ。

つかさ

うわっ!
とんでもない金額ですね!
私に少し分けて欲しいです…。

たかぴー

その気持ちはよく分かるよ笑
ところで、儲けた金額って具体的に何を示しているか分かるかな?

つかさ

えーっと、儲けたお金って、自分のところに残ったお金というイメージがありますが。

たかぴー

そうだね。
儲けた金額=売上-仕入金額のことだ。
例えばパン屋さんだと、60円で小麦粉を仕入れて100円で売れば、40円の儲けになるよね。

つかさ

はい!
とても単純な話ですね!

たかぴー

ところで、パン屋さんの仕入れた小麦粉はどこからきたと思う?

つかさ

農家さんから仕入れているんじゃないんですか?

たかぴー

いや、実は農家さんが作っているのは小麦だからね。
小麦から小麦粉という形に加工する必要があるんだ。これを製粉というよ。
だから、パン屋さんが小麦粉を仕入れているのは製粉工場となるんだ。
この農家さんや製粉工場にもそれぞれ儲けがあるはずだよね?

つかさ

確かにそうですね!
つまり農家さんや製粉工場の儲けもGDPに含めないといけないんですよね?

たかぴー

そう、その通りだ。
図で表すと次の通りになるよ。

たかぴー

農家さんの仕入がないから儲けは30円、製粉工場は仕入れた金額に30円プラスしているから、30円の儲けがあるね。
パン屋さんは40円儲けているから、儲けの合計金額は100円となるよ。

つかさ

なるほどです~。
こうやって各企業の儲けの合計を出していくんですね!

GDPとは まとめ

GDPとは「国内で生産された商品・サービスの付加価値の合計」のことです。

付加価値は粗利、儲けと言い換えても差し支えありません。

各企業の粗利の合計がGDPだと覚えておきましょう。

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