はいどうも、中小企業診断士のたかぴーです。今回は令和6年度の事例Ⅳを解説していきたいと思います。
得点分析でも解説しましたが、この年度は事例Ⅳで高得点が取れれば、合格率が飛躍的に上がる年でした。多少の差はありますが、二次試験は事例Ⅳが勝負を決めるケースが多いので、しっかりと対策をして本番を迎えるようにしましょう。
なお、必ずこの記事はご自身で問題演習をした後でお読みください。
D社の事業概要
まずは全体像を確認してみましょう。今回の事例は、売上高50億円を超える比較的大きな企業でしたね。行っている事業は、飲食事業と惣菜事業、加工事業の3つです。

主力事業となっている飲食事業は、コロナ禍をきっかけに売上が減少し、現在は競争激化が進行中のようです。そうした状況から、今後は差別化とコスト削減を図りたいと考えているようですね。
惣菜事業に関しては、コロナでむしろ売上が拡大したということで、経営リスク分散効果があると考えられています。今後も事業拡大を図りたいと考えているようですね。
最後の加工事業に関しては飲食事業と惣菜事業に加工した商品を供給しており、その他にも外部に加工した商品を販売しているようです。ですが、売上自体は減少が続いており、コスト効率の向上を図りたいと考えられているようですね。
これらの内容を踏まえて、財務的な観点で提案するというのが事例Ⅳとなります。
SWOT分析
続いてSWOT分析をしていきましょう。

まずは強みです。地元の新鮮な食材にこだわったメニューや、自社工場で製造する焼き鳥や唐揚げが評判のようです。また、生産・加工・販売に至る一貫体制で、経営リスク分散が図られていることが強みとなりますね。
続いて弱みです。飲食事業の売上がコロナによって減少しており、現在でもコロナ前の水準に達していない状況です。また、加工事業も売上減少傾向で、一貫体制は強みでもありますが、その構築や維持にコストがかかっている状況のようです。
機会に関しては、特に記載がありませんでした。最後に脅威です。飲食事業の競争激化が挙げられていましたね。


