はいどうも、中小企業診断士のたかぴーです。今回はセーフティネット保証制度・貸付制度をテーマに解説していきたいと思います。
名称が似ているので、まとめて解説してしまいます。この論点は、直近の出題こそありませんが、過去に出題実績がありますし、スキームがややこしいので出題されると手こずってしまう方が多いと思います。試験対策で最低限覚えておきたい内容をコンパクトにまとめていますので、ぜひこの記事を最後までお読みください。
信用補完制度とは?
信用補完制度とは、信用保証協会がバックにつくことで、金融機関からお金を借りやすくなる制度のことを言います。
この制度では、信用保証協会が金融機関と信用保証契約を結ぶことによって、中小企業が金融機関から融資を受けることができます。中小企業は信用保証協会に対して、保証料を支払うという流れですね。
また、中小企業が経営難に陥り、借りたお金を期日通りに返さなくなった場合は、信用保証協会が金融機関に対して代位弁済してくれます。この保証があることによって、金融機関は安心して中小企業に融資ができるというわけですね。このとき、中小企業は経営の立て直しを図ってから、代位弁済してくれた信用保証協会に対して返済していくことになります。
ここまでの制度全体が信用保証制度と呼ばれています。この制度を実現するためには、政府系の金融機関である日本政策金融公庫との信用保険が重要です。信用保証協会は、日本政策金融公庫と保険契約を結んでいます。これによって、代位弁済が発生したときに、信用保証協会は日本政策金融公庫から保険金を受け取ることができるわけですね。
そして、信用保証協会は経営の立て直しが済んだ中小企業から回収した返済額を元手に、政策金融公庫に保険金を返済するという流れとなります。
この信用保証制度と信用保険を合わせて、信用補完制度と呼んでいます。信用補完制度では、各中小企業が保証料を払いながらも、信用保証協会・日本政策金融公庫がそれぞれ一定のリスクを負うことで、金融機関からの資金調達がしやすくなっている制度だということを覚えておきましょう。


