一次試験対策

【過去問データブック】頻出用語だけで1次試験は何点取れる?令和7年で検証!/受験お役立ち情報/中小企業診断士試験対策

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はいどうも、中小企業診断士のたかぴーです。
今回は「過去10年の頻出用語だけで、1次試験は何点取れるのか?」というテーマで、データを使った検証の結果をお伝えしていこうと思います。
普段は論点解説の記事を中心に発信していますが、今回はちょっと趣向を変えて、僕が販売している「過去問データブック」という教材を使った検証企画です。

いきなり結論からお伝えします。
過去10年で2回以上、直近5年で1回出題された用語を押さえた状態で、令和7年の経営情報システムを解いた結果、60点を取ることができました。
「一次試験は何から勉強すればいいか分からない」と悩んでいる受験生の方も多いと思いますが、過去のデータを見れば、優先順位は明確に決められるわけです。

過去問データブック結論

経営情報システムは新出論点が多くて特に難しい科目ですが、それでもデータの偏りを使えば合格圏に届くことが確認できました。
他の科目では、もっと少ない用語数で合格圏に届く可能性が高いです。
詳しくは検証結果のあとにお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

YouTube動画でも解説中!

一次試験、何から勉強すればいい?

まずは、中小企業診断士の一次試験の特徴から確認します。
診断士一次試験は、確かに学習すべき範囲は広いですが、実際の出題傾向で言うと大きな偏りがあります。

こんなお悩みありませんか?

・出題範囲が広すぎて、何から手を付ければいいかわからない
・全部を頭に叩き込めるほどの記憶力がない
・そもそもテキストの内容が全部出題されるわけないのでは?

正直、出題可能性が低い論点は飛ばしたいですよね。
実は、僕も受験生時代に同じ悩みを抱えていました。

実際にデータを集計してみると、過去10年の出題には大きな偏りがあります。
例えば、経営情報システムには直近10年で789の専門用語が登場していましたが、そのうち約7割は10年で1回しか出題されていません。
逆に言うと、残りの約3割である2回以上出題されている用語が、合格の鍵になるということです。

頻出用語に絞って学習すれば、効率的に得点できるということが、理論上言えるわけです。

経営情報システム出題の偏り

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過去問データブックとは?

では、どうやって頻出用語を確認すればよいのか?と思いますよね。
これを確認するための教材が、過去問データブックです。
過去問データブックは、過去10年の専門用語を集計し、出題回数を可視化した教材です。

過去問データブックとは

集計対象期間を過去10年とすることで、しっかりと出題された用語の重要度を重みづけできるようにしました。
結果として、抽出できた用語数は、全科目で3,000語以上です。
単にAIを使って機械的に処理すると、一般的な用語を拾ったり、逆に集計漏れが発生してしまいますので、たかぴーが自分の目で一つ一つ確認してまとめました。

過去問データブック 商品概要

価格:各科目 880円(税込)
対象科目:経済学・財務会計・経営情報システム・経営法務・運営管理の5科目
セット内容
 ① 用語別の出題回数と年度を一覧化したExcelファイル(10年分)
 ② 出題頻度別にセットが分かれたQuizlet単語帳(無料アプリ対応)

あくまで学習を補助する教材なので、お求めやすい価格にしました。
本気で合格を目指す方々の力になりたいという思いです。
Quizletは無料で使えるアプリで、スマホで隙間時間に用語の意味を復習できる作りになっています。

気になった方は、無料サンプルで中身を確認できます。メールアドレスだけでOK、クレカ情報は不要です。 無料サンプルを見る →

「過去問完全マスター」との違い

ここで、市販の「過去問完全マスター」との違いについても触れておきます。
実は頻出論点でも、用語ごとに見ると優先度はバラバラです。
過去問完全マスターは直近10年のうち2回以上出題された論点を、「論点単位」で集計した市販の優れた過去問集です。
論点ごとに学習したいという方にとって、過去問完全マスターは極めて有用ですし、既に購入されている方は、ぜひ自信を持ってそのまま使い続けてください。

ただ一方で、過去問完全マスターはあくまで「論点単位」ですので、確かに論点としては頻出だが、用語としては10年に一度しか出題されていない、というものも掲載されています。

ここを「用語単位」で集計した過去問データブックでカバーするイメージです。

例えば「情報システムの信頼性」に関する論点が直近10年で4回出題されていたとして、用語単位の出現回数を見ると、フォールトトレランスは3回出題されたので確実に押さえる、フォールトマスキングは2回なのでできれば覚える、フォールバックは1回しか出てないので覚えなくてOK、という判断が正確にできるようになります。

これがデータブックの強みで、覚えるべき内容とそうではないものの強弱をつけて、より効率的な学習を支援するツールとなっています。

過去問完全マスターとの違い

本当に頻出用語を押さえれば合格圏に入る?

さて、ここまで読んでくださった多くの方は、「とはいえ、本当に頻出用語を押さえただけで合格圏内に入るのか?」と疑問に思っていますよね。
そこで、近年難化しているといわれる経営情報システムで検証してみたいと思います。

経営情報システムは「新出論点が多くて、過去問が役に立たない科目」と言われがちです。
DXとか生成AIとか、新しい技術が次々出題されるので、過去のデータが無駄なんじゃないかと感じる方も多いと思います。

もし、この「過去問が通用しにくい」と言われる科目で、データブックがしっかり機能して合格圏に届くなら、他の科目でも、同じか、それ以上の効果が期待できるはずです。最も厳しい条件で検証することで、シリーズ全体の有効性を確かめてみたいと思います。

検証の進め方

今回の検証では、平成27年~令和6年の10年分の用語データで、令和7年度の過去問を実際に解いてみました。

まず最初に、過去10年の用語を4カテゴリに分類します。
3回以上の最頻出、2回の頻出、1回かつ直近5年で出題ありの近年型、1回かつ直近5年で出題なしの古い用語の4つですね。

検証の進め方STEP1

以下のように、カテゴリごとに過去問PDFに色分けしてマーカーを付けました。

検証用PDF色分けマーカー

次に、以下の4つのシナリオごとに得点期待値を計算します。
シナリオ1は3回以上の用語とその関連論点をしっかり押さえた状態で試験に臨んだ場合、シナリオ2は2回以上、シナリオ3は直近5年1回まで、シナリオ4は直近10年の全用語を押さえた状態、という形ですね。

検証の進め方STEP2

なお、「用語を押さえている」というのは、単に用語の意味を覚えているだけでなく、その用語に関連する論点まで深く理解している状態を指します。
この状態で選択肢の内容が全てわかれば確実に正答、消去法で2つに絞れるなら2分の1の確率で正解できる、3つなら3分の1の確率、という形で得点の期待値を算出しました。

検証結果

それでは検証結果です。

過去問データブック検証結果
シナリオ対象用語得点判定
13回以上出題39.9点不合格
22回以上出題45.2点不合格
3+直近5年で1回出題60.3点合格圏
4全用語70.2点安定合格

シナリオ1、3回以上出題された用語だけわかっていても、39.9点で不合格でした。
シナリオ2、2回以上の用語まで押さえたとしても45.2点で、こちらも不合格です。
経営情報システムは過去問が役に立たないと言われる難しさがよく表れていますね。
シナリオ3の直近5年で1回出題された用語まで押さえると60.3点で合格圏。
シナリオ4で全用語を70.2点で安定合格でした。

一方で、この結果からわかることは、経営情報システムの全772語のうち、5年前に1回しか出題されていない用語270語(約3割)を、思い切って学習対象から外しても合格圏内には入れるということです。
確かに全用語を押さえられれば理想的ですが、それができたら誰も苦労しません。
残りの7割に集中するだけでも、テキストを最初から最後まで全部覚えようとするのに比べたら、圧倒的に学習範囲を絞り込めますね。

ちなみに60.3点というと、かなりギリギリ合格に見えるかもしれませんが、今回の検証は単純に用語の中身を知っているかどうかで機械的に判定しています。
実際は選択肢の内容が常識的に考えて明らかに誤りな選択肢を削ったり、考えればわかるような問題で得点することで、もう少し得点の上振れが期待できると考えています。

他の科目ではもっと効率的に

経営情報システムは新出論点が多く「最も厳しいケース」です。他の科目では、過去10年で2回以上出題されている用語だけで合格圏に届く可能性が高いと考えています。

過去問データブック 科目一覧

各科目 ¥880(税込)|無料サンプルあり

経済学・経済政策 ¥880
財務・会計 ¥880
経営情報システム ¥880
経営法務 ¥880
運営管理 ¥880
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Excelの中身を見てみよう

ここからは実際に過去問データブックのExcelの中身を見ていきましょう。
Excelには用語集計シートと元データシートの2つがあります。

1つ目が用語集計シートです。

過去問データブック用語集計シート

実際の画面は以下のような形ですね。
各用語の出題回数と直近5年出題有無、用語の意味が並んでいます。
出題回数で並び替えると、SQL、IoT、DXといった頻出用語が上位に並びます。
それぞれの用語には意味も併記されているので、聞いたことはあるけど意味があやふや、というときにすぐ確認できます。
Excelのフィルタ機能を使えば、「3回以上の用語だけ」「直近5年で出題ありだけ」といった絞り込みが瞬時に可能です。

Excel用語集計シート実画面

2つ目が元データシートです。

過去問データブック元データシート

各年度・問題ごとに出題された用語を確認できます。

Excel元データシート実画面

たとえば「SQLは何年度の何問目に出たんだろう」と思ったら、このシートで「SQL」でフィルターをかけて過去問集と照らし合わせて演習する、という使い方ができます。
頻出用語ベースで過去問を解く、という効率的な学習が可能になりますね。

Excel元データSQLフィルタ

QuizletとNotebookLMの活用

さらに過去問データブックには、Quizlet単語帳が付属しています。
また、GoogleのAI、NotebookLMと組み合わせることで、オリジナル問題集を作成することも可能です。

まず、Quizletから見ていきましょう。
以下のように、無料の専用アプリまたはブラウザで操作できます。
出題順序をランダムに入れ替えたり、ゲーム感覚で楽しく覚える機能もあるので、単なる紙の単語帳と比べて、効率的に暗記ができるのが特徴です。

単語帳アプリQuizlet

単語帳は頻度別にセットが分かれています。
スマホで隙間時間に復習できますし、これがあれば、重い過去問集を持ち歩かなくてもよくなりますね。

使い方のコツは、用語の説明を見て用語名を答えるのではなく、用語名を見て意味や概念を頭の中で思い出す方向で使うことです。本試験は「用語の意味が正しく記述されているか」を判断する問題が多いので、用語から意味を想起する力を鍛えることが直接得点に効きます。

もう1つが、応用編のNotebookLMです。
Googleが提供している無料のAIツールで、過去問データブックと過去問PDFを読み込ませると、AIが自動でクイズを作ってくれます。
過去問PDFは診断協会から無料でダウンロードできます。

NotebookLMの過去問データブック活用

これが特に効くのが、過去問を何周もして答えを覚えてしまった、という方ですね。
データブックの頻出用語をベースに新しい問題が生成されるので、重要論点を「初見問題」として演習できます。

以下のように、NotebookLMではソースとしてデータブックと過去問PDFを読み込ませた上で、クイズ機能を使って問題を自動生成できます。

NotebookLMソース読み込み画面

そうすると、以下のような形でオリジナル問題が出題されます。
答えをタップすると、その用語の簡単な説明も表示されるので、問題を解きながら復習もできます。
必ずソースとして読み込ませた情報からしか出題・解説が行われませんので、その点で安心して利用できるのがNotebookLMの強みですね。

NotebookLMクイズ画面

過去問データブック、自分でも作れるのでは?

ちなみに、過去問データブックは今のご時世、AIを使えば自作できると思うかもしれません。
もちろん、AIを使えばそれっぽいものは自作可能です。
ただし、実際にこの作業を自分でやろうとすると、過去10年分のPDFをダウンロードして、AIで集計、その後、用語を1語ずつ手作業で確認して……という作業で、想定工数は数十時間を超えると思います。
その科目の専門用語が正しく拾いきれるとも限りません。
ここの集計ミスは、試験対策を行う上で致命的です。

過去問データブックを自分で作ると

過去問データブックを使えば、購入後すぐにダウンロードできて、AIと合格者が目視で確認済みのデータが手に入ります。
880円で全工程のカバーと品質担保ができる、ということですね。
「自分の時間と品質をお金で買う」という感覚で考えていただければと思います。

過去問データブックを使うと

STEP 1

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まとめ

それでは最後にまとめです。
今回は「過去10年の頻出用語だけで、1次試験は何点取れるのか?」というテーマで解説してみました。
結論は、直近10年の頻出用語だけで、十分に合格圏に届くものと考えています。

1次試験の出題には大きな偏りがあります。
例えば、経営情報システムの約7割の用語は10年で1回しか出ていません。
頻出頻度の高い用語を優先的に対策することで、効率的に学習ができます。
実際に令和7年の経営情報システムでは、直近10年で2回以上出題された用語+5年で1回出題された用語で60点を取れる検証結果が出ました。

ちなみに、新出論点が盛りだくさんの経営情報システムでは直近5年で1回出題された新しめな用語を押さえる必要がありましたが、他の科目については、直近10年で2回以上出題の用語を押さえるだけでも十分に合格圏内に到達できる可能性が高いと考えています。

この頻出用語を見つけるために、過去問データブックがあります。
過去問データブックは、用語単位で集計することで、論点としては頻出でも、用語としては学習優先度が下がるものを炙りだせます。

また、この教材はQuizlet単語帳が付属していますので、用語の意味確認をスキマ時間に行うことができます。
ちょっとした空き時間にスマホさえあれば勉強ができるようになるわけですね。

さらに、データブックはNotebookLMに投入することで真価を発揮します。
試験直前に「過去問を解き過ぎて丸暗記してしまった」は、診断士試験あるあるです。
NotebookLMでオリジナル問題を生成することで、無限に初見問題の演習が可能になります。

はい、というわけで今回は、過去問データブックという教材を、令和7年の経営情報システムで検証してみたという内容で解説しました。
経営情報システムは新論点が多いため、診断士以外の他資格を勉強して対策しようとする方がいますが、過去出題された用語を優先順位付けをしながら押さえることで、十分に合格圏に到達できることがお分かりいただけたかと思います。
他の科目でも同じ考え方が使えますので、ぜひデータブックを活用してみてください。

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たかぴー
自己紹介:中小企業診断士。 一次試験は全科目60点超の合計512点という高得点で突破、二次試験は2回連続で合計で240点以上を達成して合格。 合格後は、本業のデータ分析スキルを生かした過去問研究、法人営業経験を生かしたわかりやすい解説で受験者支援を実施中。 チャンネル登録者1.5万人超の「たかぴーの中小企業診断士試験 攻略チャンネル」では、二次試験と中小企業経営・政策も解説。 趣味:ジム・筋トレ、旅行、YouTube、ブログ 連絡先:takapi.channel@gmail.com
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